天井埋込エアコン洗浄作業

福田電気工業

2018年06月15日 11:00

先日、Y店様の厨房にて天井埋込式の業務用エアコンの洗浄作業に行ってきました!




天井埋込エアコンの洗浄は、フィルターは勿論、表面パネルや基板などを全て外してから熱交換器の目詰まりまで清掃を行ってます。
全て外した段階で洗浄液(中性)を吹きかけて、最後に水で綺麗に洗い流す作業です。





店舗の厨房内に設置されてるエアコンなんで、油汚れが酷かったですねぇ(;^_^A

洗剤で浮かせてブラシで擦り水で流して
もう一度洗剤で浮かせてブラシで…

何年も放置されていると落とすのにも時間が掛かっちゃいます!(´;ω;`)


オフィスや廊下なんかに設置されてるエアコンは基本的にはホコリしか入らないんで
洗浄もかなり楽になりますねぇ( ´∀` )
大変なのは喫煙所や厨房で、ヤニとか油をたっぷり吸い込んでいると落ち難くて( ノД`)






洗い終わった後の熱交換器がこちら↑
目詰まりもしっかり取れて綺麗になりました!

この沢山のアルミ板を熱交換器と言って
アルミ板の中には冷媒が入った銅管が流れています。
ここに風が流れ込み、冷やされる事で冷たい風が出てくる仕組みなんですね!

なので、これが目詰まりを起こしていると間に風が流れ込まなくなり、風が冷やされないのでエアコンの効きが悪くなるってことです。
そうすると、エアコンは設定温度まで下げようとするけど空気が冷やされないって動作を繰り返し、全開で運転し続けちゃうんです(;'∀')

結果、電気代は上がるし、常にフル回転なんで寿命も短くなっちゃいます(´;ω;`)
基本的には定期的にフィルターの清掃や交換を行えば大丈夫!
シーズン前には中までしっかり洗浄できると理想的ですね( ´∀` )

今回の様な油やヤニの酷い所は3ヶ月に一回はやっておくと清掃も楽に済むでしょう。






今回の洗浄で洗い流した汚水!
これだけ内部が汚れてたんですねぇ(;'∀')

一見、外観は綺麗に見えてもこんなに汚れが溜まってるとは・・・






最後に全部組み立て直して作業終了!お疲れ様でした!
【注意】
エアコンの分解清掃は専門知識を必要とします。ケガの恐れもあるので専門の業者にお願いする事をオススメします!

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